子宮頸がんワクチン(予約制)

2024年7月接種分より、子宮頸がんワクチンの予約を開始いたします。お電話または受付にてご予約承ります(予約受付時間:8:45~17:00)                                     当院ではシルガード®9のみの取り扱いとなりますのでご注意ください                  

予約当日について

  • 未成年(高校生まで)の接種につきましては、保護者同伴をお願いいたします。
  • 接種後15分間は、院内で経過観察となります。
  • 母子手帳・診察券・マイナ保険証または保険証・医療証をお持ちになって下さい。

その他ご質問、ご不明点が御座いましたらスタッフまでお問合せください。

子宮頸がんとは?

「子宮頸がん」とは、子宮の入り口にできるがんのことで、主にウィルス感染が原因です。自覚症状がないまま進行するという特徴があります。

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。なお、HPVは一般に性行為を介して感染することが知られています。

予防・検診について

子宮頸がんには二つの予防法があります。

  • 子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種
  • 子宮頸がんは初期の自覚症状が出にくく、自分では気づきにくい病気です。その為20歳を過ぎたら定期的な検診により初期に発見することが大切です。

ワクチンと検診は役割が違うため、どちらも受けることが重要です!

定期接種対象者・キャッチアップ接種対象者

定期接種対象者

2024年度に                              小学校6年生~高校1年生相当の女子                   (2013年4月1日~2008年4月2日)                  ※標準的な接種時期は中学1年生

キャッチアップ接種対象者

2008年4月1日~1997年4月2日かつ                  過去にHPVワクチンを合計3回の接種を完了していない方         ※キャッチアップ接種は2025年3月31日まで               令和7年3月までに接種が完了するためには令和6年9月までに1回目の接種を受け始める必要があります。

標準的なワクチンス接種ケジュール

副反応について

一般的にワクチンを接種すると、接種した部分が腫れたり痛むことがあります。これは体の中でワクチン成分に対する反応が起こるための症状で、通常は数日間程度で治まります。長く続くなど、気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

特に注意が必要な副反応

  • 過敏症反応「アナフィラキシー・気管支痙攣・蕁麻疹など                                                                息切れ(呼吸が苦しいなど)、じんましんなどを症状とする重いアレルギー
  • ギランバレー症候群                                                                                    手や足に力が入りにくい、手足の感覚が鈍くなるなどを症状とする
  • 血小板減少性紫斑病                                                                                 鼻血や歯ぐきからの出血、青あざなどがみられる病気
  • 急性散在性脳脊髄炎                                                                                発熱、頭痛、手足が動きにくい、歩きにくい、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気


    ワクチン接種をご検討される方は、下記の資料をお読みください。クリックするとご覧いただけます。

    HPVワクチンについて知ってください

    HPVワクチンを受けたお子さんと保護者の方へ

   キャッチアップ接種に関するリーフレット